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【今昔物語集】罪人処刑係の象の話【天竺部】

「天竺の国王、酔象をもって罪人を殺させる語」(「今昔物語集」巻四・第十八)


今は昔、天竺(インド)に王様がいた。
王様は法律を犯した罪人を処刑するときには、酒を飲ませて酔っぱらった象をけしかけて殺させていた。

この処刑法で生き延びた罪人は一人もおらず、隣国もびびってこの国には手を出さないようにしていた。

640px-Le_Toru_Du_MOnde.jpg
1868年に『Le Tour du Monde』誌に掲載された記事に添えられた挿絵(Wikipediaより引用)

ある日のこと、火事で象舎が焼けてしまったので立て直すことになり、象はその間僧房につないでおくこととなった。

その僧房の坊さんは法華経というお経を唱えまくっていて象は一晩このお経を聴いていた。

その結果象は温和な性格になってしまい、翌日処刑のために罪人に対してけしかけられてもこれまでのように人を殺さなくなってしまった。

「象さんが大人しくなってしまったら国内の統制も、隣国に対する抑止力も失ってしまう!どうしよう!」
と王様パニック状態。

そこでとある智臣が「僧房につないでたから慈悲心に目覚めちゃったんじゃね?じゃあ今度は屠殺場につないだらよくね?」とナイスアドバイス。

王様が助言通りにしたらめでたく象さんは慈悲心を失い、元気に罪人を殺しまくる凶暴性を取り戻したとさ。


お経の有効性をアピールするステマエピソード。
屠殺場にいたら心が荒むとするのは現代ではデリケートな問題かも。

Wikiによると象を使った処刑は南アジアから東南アジアで広く行われたっぽい。
あとカルタゴでもそうで、象さんに踏み殺された漢気溢れるローマの執政官の話とか有名だね。


〈参考資料〉

ゾウによる踏み付け - Wikipedia

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