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【日本古典】竹取物語④【かぐや姫】

<前記事>
竹取物語①
竹取物語②
竹取物語③


では次の挑戦者入場!


【挑戦者】
右大臣 阿部御主人(あべのみうし)

元ネタとなった人物はそのまんま阿部御主人(635年~703年)という飛鳥時代の人物。
壬申の乱では大海人皇子側に付いて活躍したらしい。
ちなみに阿部一族のメンバーとしては中国に留学したまま帰れなくなり、「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」と故郷を詠った阿倍仲麻呂や、だいぶ後の子孫で日本最強のデビルサマナー安倍晴明なんかが有名である。


【依頼品】
火鼠(ひねずみ)の皮衣
中国の伝説上の生き物。
その生息地はインドであるとも西域(中央アジア)であるともインドネシアの火山であるとも言われており、
その皮で作った布は耐火性にすぐれていて、汚れても焼けば綺麗になるため「火浣布」と呼ばれる。

Ryoan_Kaso.jpg
『和漢三才図会』の火鼠(Wikipediaより引用)


中国の古典『神異経』や 『十洲記』、日本の『和漢三才図会』などにその記述がある。
またマルコ・ポーロの『東方見聞録』に「火蜥蜴(サラマンダー)の皮」なるアイテムの記述があり、火浣布と似ていてどちらも石綿(アスベスト)説があるw

fire_salamander002.jpg
サラマンダー(THE ANIMALSより引用)



以前のクエスト挑戦者は偽物を拾って来たり、それらしい偽物を制作したのだがこの阿部御主人はどうしたかと言うと、人に頼んで買ってきてもらうことにしたw
阿部一族は金持ちだったしある意味正攻法w

阿部御主人は王慶なる中国の貿易商人と懇意だったので、信用する小野房守なる部下に資金を持たせて中国の王慶の元へ派遣した。

王慶は「火鼠の皮衣はインドにあるかもw探してみるわw」とか何とか言って次々と資金の追加を要求した。
結局昔インドから来た坊さんが持ってきたものが中国西部の寺にあったそうでそれを買い取って日本に配達される運びとなった。

届いた皮衣は紺青色で、毛の先端は金色に輝いて大層美しかった。
阿部御主人は感激して中国の方向に土下座で拝みまくったそうな。
当時の中国は超大国で文化も進んでたし日本人も憧れたんだろうなw

さて、阿部御主人はこの皮衣を抱えてかぐや姫を訪ねた。
もう結婚したも同然のつもりである。

しかし姫は「本物か確かめるために焼いてみましょうw」とか言い出して皮衣は盛大に燃やされてしまった。
阿部御主人は大枚はたいて偽物を掴まされたのだった。

こうしてかぐや姫への求婚を遂げることができずしょんぼりと帰っていく阿部御主人を見て、
目的を果たせなかったことを「あへなし(阿部無し)」と言うようになったとさ。


  

〈参考資料〉
    

フリー百科事典Wikipedia

桔梗屋旅館

〈関連記事〉
【日本古典】竹取物語①【かぐや姫】

【日本古典】竹取物語②【かぐや姫】

【日本古典】竹取物語③【かぐや姫】

【日本古典】竹取物語⑤【かぐや姫】

【日本古典】竹取物語⑥【かぐや姫】
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